わたしのSEX白書
絶頂度

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▼スタッフ▲
プロデューサー…………伊 地 智 啓
企画担当 ………………栗 林   茂
脚   本………………白 鳥 あかね
監   督………………曽 根 中 生
撮   影………………萩 原 憲 治
照   明………………木 村 誠 作
美   術………………坂 口 武 玄
編   集………………鍋 島   惇
録   音………………木 村 瑛 二
助 監 督………………中 川 好 久
製作担当者………………青 木 勝 彦
スチール ………………寺 木 正 一
現   像………………東映ラボテック
▼キャスト▲
あけみ…………………三 井 マリア
リリイ…………………芹   明 香
雅 美…………………神 坂 ゆずる
看護婦…………………梓   ようこ
隼 人…………………益 富 信 孝
丹 野…………………浜 口 竜 哉
大 古…………………花 上   晃
セールスマン風の男…五 條   博
入 江…………………影 山 英 俊
痴 漢…………………伊豆見 英 輔
城 山…………………桑 山 正 一
▼解   説▲
 昼は大病院の採血係、そして夜は変態相手の娼婦。太い注射器が真赤な血でみるみるうちに一杯になる…採血係の無表情な顔。しかし注射針を抜いたとたん「あ、」という顔…純白のミニスカーの内股を一筋のキラリと光るものが伝り、彼女はキューッと膝頭を引き締める。この陶酔態が彼女を奇妙なセックスに引きづりこむのか。
 都会の片隅にひっそりと暮らす採血係の姉と予備校に通う弟。この二人の歯車が何となくかみ合なくなった頃からこの切なくも妙なる夜のストーリーが始まっていく。
 主演はあるテレビショーのカバーガールとしてデビューし、素晴らしいマスク、抜群なプロポーションでマスコミの注目を浴びた三井`マリア。他に、芹明香、梓ようこの出演で贈る日活ポルノ76の話題作です。 監督曽根中生。
▼物   語▲
 大病院の採血係、あけみは、予備校に通う弟、キョシとひっそりとアパートで暮らしていた。そのアパートの一つしかない窓の丁度向かい側にもアパートがあり、窓ごしに部屋の中がまる見えだった。そこにはストリッパーのリリーとやくざ風のひも・隼人が住んでいた。夜になるとカーテンを少し開け向かい側をチララ気になって覗いてしまうあけみは、たまにリリーと隼人の激しい情事を目撃することがあった。そういう時は決まってあけみの手は下腹部に伸びてしまう。
 キヨシの親友・雅美が重病で倒れ、あけみのいる病院に入院した。キヨシは身寄りのない雅美の看護にきそい、下着まで洗ってやった。
 起き上がれない雅美の大小便の世話はいつも決まって、若くて清楚な美人の看護婦が無表情に事務的にしていた。二人ともこの看護婦にあこがれていた。
 そんなある日、あけみがベットでオナ二ーをしているところにキヨシが帰ってきた。あけみはわざとその手を止めず、それどころかキヨシの方を向いて行なうのだった。あわてて後ずさりするキヨシにそのまま向かっていくあけみ、押し入れに逃げ込むキヨシ…?…?。
 あけみの病院に隼人が訪ねてきた。隼人はあけみが毎晩覗き見していることを知っていたのだ。そしてあけみに夜のアルバイトの話を持ちかけた。それは変態相手の娼婦だった。あけみには病院の総合センターの社長の息子で婚約者の大石がいたが、あけみは余り気が進まず、大石の方が積極的だった。この二人はホテルに行っても同じで、大石は色々な体位で一方的に攻めまくり二人で楽しむばかりだった。そんなあけみは隼人の話を引き受けてしまった。相手はセールスマン風の男で、あけみにエロ写真と同じポーズをとらせ自分でオナ二ーをする男だった。
 雅美の病状は最悪だった。キヨシは雅美のためにあの看護婦をナイフで脅迫して素裸にさせ、雅美の局部を手と口で愛撫させた。うれしそうな表情で果てる雅美は、そのまま死んでいった。その夜、あけみはてきたキヨシに、自分を抱かせようと飛びかかる。しかし、キヨシはあわやのところで逃げ出し、あけみに別れを告げた。
 あけみと大石の婚約解消の話が病院中に広まっていた。かねてからあけみに目をつけていた医者の丹野は、更衣室で下着姿のあけみにチャンスとばかり強引にのしかかっていった。あけみは思わず「タダではイヤよ」と声を上げてしまう。丹野はニンマリとして金を渡すが、しかし、あけみは何を思ったか丹野をはねのけて火災警報ベルを押し、消火器の泡をぶちまけるのだった。
あけみは病院をやめた。隼人が紹介した次の相手は有名なポルノ作家だった