ザ・人妻性感帯
SEXドクターの告白

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◆スタッフ◆
製   作…?…?…?…?…?…?IIZUMI production
提   供…?…?…?…?Xces Film
脚本・監督…?…?…?…?…?北 沢 幸 雄
             『驚異・勃起促進剤』より
撮   影…?…?…?…?…?小山田 勝 治
照   明…?…?…?…?…?渡 波 洋 行
編   集…?…?…?…?…?北 沢 幸 雄
音   楽…?…?…?…?…?…?…?TAKAO
現   像…?…?…?…?…?東映ラボテック
スチール…?…?…?…?…?…?佐 藤 初太郎
◆キャスト◆
野本愛子…?…?…?…?…?東 城 え み
大江美佳…?…?…?…?…?相 沢 知 美
杉山理恵…?…?…?…?…?奈 賀 毬 子
神崎百絵子…?…?…?…?佐々木 基 子
神崎年郎…?…?…?…?…?杉 本 まこと
小林大輔…?…?…?…?…?木 立 隆 雅
大竹慎二…?…?…?…?…?熊 本 輝 生
佐藤 亮…?…?…?…?…?村 井 智 丸
杉山英人…?…?…?…?…?柴 田 敬 介
植村新造…?…?…?…?…?野 上 正 義
◆解説◆
うだる季節がやって来た!そうでなくても世間の荒波にも揉まれ、古女房には頭が上がらない。心身共に衰弱しきっているお父様達。せめて、疲れ果てた心を充実した性生活で癒したい!と、願う気持ちもわかります。
 しかし、肝心なモノが役立にたたない!あの手、この手、愛人の手!と色々と試したものの、いっこうに反応がない。その、どんよりと曇った心を一瞬にして壮快な青空のように変えてくれる事を連想させられるような、ホンの数グラムのブルーの錠剤夢の薬「パイ○グラ」があれば心配御無用!男自身も、男の自信も取り戻してくれる、一石二鳥のまさに世紀のスーパー秘薬!
 これまでインポの治療にはホルモン剤が使われ、SEXをする前に病院に行って注射をしてもらうしかなかったのです。しかし、このパイ○グラさえあれば皆さんもご存じの通り、SEXをする一時間前にたった一錠飲むだけで絶倫になる!のです。
 そして、一番気になる、飲むとどうなるのか?「ものの数分で顔がほり、キスしただけでもビンビンになった」「イッてもまたすぐデキた」「一日中ムラムラしていた」と、パイ○グラを服用したほとんどの男性が、この様な体験をしているらしい。中には「女房に逃げられた…」と何と解釈していいのか嬉しいやら、悲しいやら複雑な方もいるようです。
そこで、実際にこのパイ○グラを徹底検証!

 主演に日本人離れした顔立ちに、美白が印象的な東城えみ。セックスドクターの記録を北沢幸雄監督が追跡する映画。くれぐれにも服用に関しては脚注意をとのことです。見ているだけでもビンビンになります。パイ○グラを使った人も、まだの人も必見の作品!乞御期待
◆ストーリー◆ 

新宿歌舞伎町、風俗店の建ち並ぶ路地を、高価な装飾品を身につけ、豊満な躯をブランドのスーツで隠した女が歩いていた。
 女は松井百絵子、観光バス会社を経営する社長を夫に持つ社長夫人である。百絵子は細い路地を通り抜け、うらぶれたビルの階段を上がっていった。
「神崎医院」と害かれた扉を百絵子は開けた。神崎医院はごく普通の診療所として営業しているが、その一方で極秘裏にセックス治療を行っていた。院長の神崎年郎は、といっても神崎医院は彼がたった一人の医者なのだが、インターン時代から人間の根元はセックスにあると考え、性に悩む人々を救いたいと願っていた。そして勃起促進剤バイナグラをどの医者よりも早く取り入れ、治療に使っていた。
 百絵子が神崎医院を訪れたのは二度目だった。初めに百絵子がやってきたとき、バイナグラを処方してくれという申し出を、神崎は断っていた。
 セックスが弱くなった夫に使わせるという百絵子の話を信用しないわけではなかったが、一応夫の診察をしてからと考えたのだ。
 再び訪れた百絵子は執拗に食い下がった。夫は面子があるから診察を受けるとは思えないし、このままでは欲求不満でおかしくなってしまう、というのだ。
 神崎が悩んでいると、とうとう百絵子は色仕掛けに出た。もともと女にはめっぽう弱い神崎は、助手で小間使いの小林大輔をお使いに出すと、欲求不満の熟れた女体をたっぷり堪能した。そして、バイナグラを処方してしまった。
 大竹慎二は初めて一人の女を好きになっていた。元来気の弱い彼は何事にも奥手で、勿論セックスも未体験で二十五歳にもなって未だに童貞だった。それが行きつけの喫茶店のウエートレス、野本愛子を知ったときに、この人なら僕のことをわかってくれる、と思い入れあげていたのだ。
 愛子はバツイチの女性で、結婚に失敗し、実家に戻ってきていて、母親の経営する喫茶店を手伝っていた。
 愛子も大竹の気持ちを知り、二人は恋愛関係になった。
 しかし、二人がセックスをしようとしたとき、緊張の極致に連した大竹のものはビクリともせず、インポ状態になってしまったのだ。悩みに悩んだあげく、やってきた大竹を神崎は診察して、バイナグラを処方した。これを飲めばインポなど怖くない、絶対に治る。神崎は太鼓判を押した。
 コンビニの店主を生業とする、植野新造はパートの主婦、大江美佳と不倫の関係になったのはいいものの、何せ年のせいでセックスが弱くなっていた。セックス大好きの淫乱気味の美佳をとても満足させられないのだ。
 神崎医院の噂を訊いた植野は早速神崎を訪ね、バイナグラを処方してもらうのだが、その高額な診察料に腰を抜かし掛けた。
 神崎はセックス治療の値段をあらかじめ決めていなかった。それぞれ患者の切実さや、悩みの深さで料金を変えていたのだ。従って不倫の目的の植野には高額な料金をふっかけたのだ。
 百絵子は計画を練りに練って、ついに実行に移す夜を迎えていた。その夜は使用人も実家に帰らせていて、家には夫の福寿郎とニ人切りだった。
 実は百絵子の、夫とセックスをしたいというのは嘘で、彼女は夫の殺害を企てていたのだ。
 百絵子は精一杯色気を出して、夫を誘うと、バイナグラを飲ませた。その効果は抜群だった。福寿郎は数年ぶりにビンビンに勃起した起立で百絵子を抱いた。百綸子は抱かれながら、元気すぎる夫を観察していた。これじゃやぶ蛇だ、とがっかりしていると、絶頂を迎えた夫が突然泡を吹いて苦しみだしたのだ。百絵子の計画はうまくいった。夫は射精と同時にあの世にいったのだった。
 愛子は別れた夫の佐藤亮に復縁を追られていた。愛子は佐藤と別れて大竹と付き合うようになったものの、まだ迷っていた。そんなときに別れたはずの佐藤が連絡をしてきたのだ。 二人は夕暮れの公園で会っていた。佐藤はいきなり愛子を抱き寄せキスをしてきた。暫く愛子はされるままになっていたが、最後の一線を越えることはなかった。
 植野は美佳をガンガンに攻めていた。バイナグラの効果は絶大で、一度の射精ぐらいでは萎えることもなく、2回戦目なのだ。色狂いの美佳はそれこそ狂ったようにエクスタシーを迎えていた。ところがそこへ植野の女房、倖江が踏み込んできたのだ。ニ人は慌てて離れたものの、いいわけも出来ずにただおろおろするばかり。倖江は頭から湯気を出して怒鳴りまくる。美佳はそそくさと身繕いをして出ていったのだが、植野は逃げるわけにも行かず、平身低頭謝り続けた。だがそうしている間も勃起したままなのだ。めざとくそれを見つけた倖江は、私にも使ってみなさいよ、とばかりに裸になると、植野に挑みかかっていったのだが…。