ロシア義母
湯上り浴衣美人
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◆スタッフ◆
製 作………フィルムハウス
提 供………Xces Film
監督・脚本………佐々木 乃武良
撮 影………鏡 早 智
照 明………野 田 友 行
編 集………フィルムクラフト
助 監 督………加 藤 義 一
スチール………阿 部 真 也
現 像………東映ラボテック
◆キャスト◆
エレーナ………ニーナ・ユルサコフ
松本 由香………き の こ 姫
益田 綾子………葉 月 螢
氷室浩太郎………松 浦 祐 也
大谷 健也………竹 本 泰 志
氷室勇二郎………吉 田 祐 健
◆解説◆ 極寒の地ロシアから再び女神が日本に上陸する。人気ロシアシリーズの最新作は浴衣モノ。白人独特の透き通る白い肌に、純和風の浴衣がぴったりとマッチしました。オトコだったら一度は脱がせたい浴衣。そんなエキゾチックな浴衣をロシアン美女が身にまとい、オトコを挑発します。『外人の女は体が大きくて、色気が無い…』なんて言っているアナタ!女の色気は体の大きさでは有りません。全世界共通の牝『オンナ』の匂いです。今回の美女も、勿論牝の匂いをプンプンに漂わせて、私たちを楽しませてくれます。豪快なロシアンセックスをお楽しみください。
主演はニーナ・ユルサコフ。日本語は片言ですけれども、セックスの喘ぎ声は獣のように激しく、腰使いは日本人女性を遥かに超え、激しく淫らに振っています。『ワタシ、セックス、スキ』とプライベートでもセックス好きを告白。自他ともに認める究極ファックをご覧下さい。
監督は佐々木乃武良でお贈り致します。
◆ストーリー◆ 外人女(エレーナ)の裸体が妖艶に交錯し、呆然と見とれている氷室浩太郎を誘う。
「浩太郎さん来て…来て…早く起きて」
目が覚める氷室浩太郎。家政婦の益田綾子が「いつまで寝ているの」と浩太郎を揺り動かしていた。せっかくの最高の夢を台無しにしてと」恨めしげに綾子を見やる浩太郎。
キッチンで、綾子の用意した朝食を食べる浩太郎。隣のリビングで掃除する綾子を見つめる。綾子はただの家政婦ではない。父・勇ニ郎が手を付けているのだ。
一年前のとある夜。風邪で寝ていた浩太郎。喉が渇いてキッチンに行くと、リビングのソファで綾子が勇二郎の上にまたがっていた。それ以来、父が綾子と再婚するかと思いきや、全くその様子がないから、つまり愛人…いやセックスフレンドなのかもしれない。そう思うと、綾子を見る目が違ってくる。今朝の夢も、もしかしたら綾子なのかもと様々に妄想を膨らます浩太郎。掃除している綾子が下着姿になり、近寄ってきて「浩太郎さんと試してみたいわ。うふ、親子丼ね」と迫ってくる…。「何ぼんやりしているの!授業に遅れるわよ」と綾子の叱咤の声にハッと我に通る浩太郎。現実はそうはうまくいかない。
駅前でいつものようにガールフレンドの松本由香が待っていた。朝から悶々が収まらないこともあって、授業をサボろうと由香を誘う浩太郎。
由香とさんざんセックスする浩太郎。だが、身体はスッキリしても、夢の女が脳裏から消えない。
夕方になり、バッチリ化粧して、朝とは別人の綾子。というのも、今日は、父・勇二郎が長期の海外出張から帰ってくる日なのだ。大人の色華をはなつ綾子に、欲望が膨らむ浩太郎。そして勇二郎が帰って来た。ウキウキと出迎える綾子。ところが勇二郎には若く美しいロシア人女性の連れがいたのである。名はエレーナ。まだ日本語は出来ないが、彼女と再婚したと紹介する勇二郎。仰天する綾子と、ロをあんぐり開ける浩太郎。夢で見た白人女性その人だからであった。
「エレーナデス。ヨロシクオネガイシマス」必死に覚えた片言の日本語で挨拶する。まさに青天のへきれき。綾子はしどろもどろになって早々に退散し、状況を把握できないでいる浩太郎。「今日からママと呼べって言われたってそんな…」
その夜。壁越しにエレーナの愛し合う声が聞こえてきて、ますます眠れない浩太郎。あれは正夢だったのか?それにしても父さんは気がおかしくなったのか?激しく混乱する中、エレーナの艶声に誘われてついつい二人の寝室を覗き見してしまう浩太郎。エレーナの裸体に股間が爆発してしまう。
翌朝、いつもどおりに朝の支度にやってくる綾子。いつになく刺々しい雰囲気に身が縮む思いの浩太郎。しかし事情を知らないエレーナは勇二郎とラブラブだ。綾子は食事を作るとさっさと帰ってしまう。父のデレデレぶりにほとほと愛想を尽かし、綾子に同情する浩太郎。そんな浩太郎だが、エレーナを東京見物させてやれという勇二郎に慌てふためく。ロシア語なんて全く話せないからと断るが、言葉なんか通じなくたって、ハートで分かるからと、半ば強引に説得されてしまう。
渋々、エレーナを伴い浅草見物に出る浩太郎。会話は全く成り立たないが、エレーナは日本好きらしい。「Oh!」を連発しながら、とても楽しそうだ。そんなエレーナの姿につい見とれてしまう浩太郎。
一方その頃、綾子は勇二郎を呼び出し、厳しく詰問していた。レニングラードの飲み屋で出会ったエレーナと意気投合して、そのまま教会で結婚してしまったと釈明する勇二郎に、裏切られたと泣きだす綾子。そしてロシア女なんかには負けないと勇二郎に迫る。たった一度だけ関係を持っただけなのにと、内心トホホの勇二郎。そんな所へ、アメリカでの商品トラブルが発生したとの一報が会社から入り、救われる思いの勇二郎。
エレーナはお土産に買ってきた浴衣を着て、はしゃいでいた。しかし、エレーナの艶姿に股間が反応してしまうのに困り果てる。そこへ帰ってくる勇二郎。急速アメリカに出張することになったからと、慌しく旅支度を始める。華やいだ気持ちがいっぺんに萎み、しょんぼりするエレーナ。後ろ髪を引かれる思いの勇二郎だが、浩太郎に留守を頼むとまるで逃げるかのように出かけていく。
エレーナは一人ぼっちの寂しさを紛らわそうと、風呂から上がると、お気に入りの浴衣を再び着て、キッチンでヴォッカを飲み始める。やがて浩太郎が自分を覗いているのに気付くと、どうして自分を慰めてくれないのだと、浩太郎を呼びつけ、一緒にヴォッカを飲み交わし始める。物凄いハイペースでヴォッカを飲み干していくエレーナに日を白黒させる浩太郎。会話も成立しないまま、お互い酔っ払ってはしゃぎまわる。
夜中、喉が渇いて日が覚める浩太郎。水を飲みに行こうと起き上がってギョッとする。なんと自分のベッドにはエレーナが酔いつぶれて寝ているではないか。こんなことしちゃ駄目だと思いつつも、欲望に火がついてしまう浩太郎。そっとエレーナの浴衣を脱がし、やがて見るだけでは我慢できず、身体に触れてその美しい裸体を拝む。エレーナは熟睡しつつも、浩太郎の愛撫に身体が反応してくる。
「(ロシア語)スキ、ユウジロウ…」
浩太郎を勇二郎と勘違いしてか、無意識にしがみつくエレーナ。もう後には引けなくなった浩太郎は、「父さんゴメン」と呟くと合体する。途中で相手が浩太郎だと気付いたエレーナだが、もう感じてしまって後には引けない。しまったと思いつつも、浩太郎を激しく求めていく。
翌朝、お互いに気まずい雰囲気のなか、学枚へ行く浩太郎。がっくり肩を落とし、恨めしげにウォッカの空き瓶を眺めるエレーナ。
キャンパスの片隅でぼんやりする浩太郎。酔いつぶれたところをレイプまがいな事をして、エレーナはきっと怒っているだろう。でも、物凄く感じていたし…。そこへ由香がやって来て、「昨日は何してたの?」と問い詰めはじめるのに、思わず逃げ出す浩太郎。様子が怪しいと浮気を疑う由香。
家政婦派遣会社。マネージャーの大谷健也に相談する綾子。勇二郎の前では強がりを言ったものの、やはり再婚してしまっては、勝ち目はない。氷室家の家政婦を辞めたいと申し出る綾子に、元々好意を寄せていた健也は何があったのかと親身に相談に乗る。その優しさに、心が揺らぐ綾子。
夜。エレーナとお互い気まずいままの浩太郎。そこへ、ほろ酔い加減の綾子と健也がやって来て、みんなで飲もうよとあがりこむ。綾子が、それも男友達を連れてきたことに面食らう浩太郎だったが、追い返すわけにもいかず、二人を家に上げる。
陽気な二人に、どこかホッとするエレーナと浩太郎。エレーナがウォッカを持ってきて飲み始める。やがて酔いが進むうちに、泣き始める綾子。勇二郎に裏切られた恨みつらみを吐露しはじめる。あ然とする健也。日本語が理解できなくても雰囲気で察するエレーナ。場が凍りつく中、浩太郎がエレーナは僕と結婚すると宣言する。困惑するエレーナにプロポーズする浩太郎。綾子はそれが自然の成り行きと大賛成し、健也はそれじゃ僕はどうなるんだと喧々がくがくが始まる。さらに、そこへ由香が上がり込んできて、エレーナと結婚すると息巻く浩太郎と大ゲンカが始まり…。
『(ロシア語)オダマリ」
大声を上げキレたエレーナは、浩太郎と由香、綾子と健也をそれぞれ部屋に押し込み、頭を冷やせと言わんばかりに、ヴォッカの瓶を投げ入れる。
1人キッチンに戻り、ヴォッカをあおるエレーナ。孤独な日本での寂しさがこみ上げ涙がこみあげる。そこへ「ただいま」と、のん気に帰ってくる勇二郎。
頭を冷やした浩太郎と由香。そして綾子と健也がリビングに戻ってきてみると…ディープキスで熟く抱擁するエレーナと勇二郎に、愕然と立ちすくむ治太郎と綾子。その耳を引っ張り、部屋に連れ戻す由香。同じく愕然と立ちすくむ綾子をそっと抱きかかえて部置に戻る健也。
そうして氷室家では3租のカップルが激しく愛を交し合いつつ、夜が更けていくのだった。