色欲おばさん
むしゃぶる犬
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◆スタッフ◆
製 作…………(株)旦 々 舎
提 供…………Xces Film
脚 本……………山 崎 邦 紀
『犬とおばさん』より
監 督……………浜 野 佐 知
撮 影……………稲 吉 雅 志
照 明……………秋 山 和 夫
音 楽……………薮 中 博 章
編 集…………フィルムクラフト
制 作……………鈴 木 静 夫
スチール……………岡 崎 一 隆
録 音……ニューメグロスタジオ
現 像……………東映ラボテック
◆キャスト◆
斉田チカ…………辻 真 亜 子
ロッキー…………ロ ッ キ ー
滑川真理子………桐 野 桜
江口祐未…………小 川 真 実
滑川吾郎…………リ ョ ウ
花熊雄二…………ジャンク 斉藤
川島 誠…………山 本 竜 二
◆解説◆ おばさんと犬がSEXをした。
ついにエクセスはここまでやってしまった!
一度見たら病みつきになるエクセスの『おばさんシリーズ』
一作目で「SEX大好き」と雄叫びを上げ、次々と男優の生気を絞り取り、二作目でSEXだけでは飽き足らず、男優のチン拓を集め、三作目で人間の男に飽きて犬とSEXした。
今、空前のおばさんブームの中、おばさんの中のおばさんといえばこの人、辻真亜子『54才』スケベさが違う、テクニックが違う、体力が違う、アソコが違う。見れば一目瞭然、他のおばさんとは比べものにならない。脂の乗りきった肌とムンムンする色気。もう熟女マニアでなくても第三の下半身がムクムクしてしまう。
犬はオールドイングランドシーブドッグ牡四才。人間でいえば三十五才の働き盛り。撮影の前に禁欲生活を送り、いつでもどこでもOKで臨んだ。
フェロモンの匂いを撒き散らす淫乱おばさんと飢えた犬のバトルSEX。ただ一言「すげえ……!」。異常な興奮で劇場内は総立ち状態。
「SEXは犬と人間の垣根を超える」というテーマに挑戦したピンク界の巨匠・浜野佐知。犬は自ら目で見て、探し回ったほどの入れ込みだ。
エクセス特別作品「犬とおばさん」、驚いて下さい。興奮して下さい。楽しんで下さい。見て下さい。
◆ストーリー◆ 滑川家の庭で、愛犬のロッキーと遊ぶ吾郎と真理子。幸せそうなその光景を、生け垣越しに見つめているのは、保険外交員の斉田チカだ。
借金地獄に喘ぐチカの頭にひらめいたのは、あの犬を誘拐したら、500万円ぐらいの身の代金を払ってくれるのではないか?・
安手のマンションの自室に帰ってくるチカ。郵便受けには、相変わらずカード会社からの請求書があふれている。結婚詐欺師の川島のおかげでカード地獄に落ち、変態の花熊のおかげで更に深みにはまった。なんて浅はかなワタシ。
翌日からチカは、こっそり滑川家に通い、ロッキーに肉を与えて手なずける。そして一週聞後、門の扉の鍵が開いてるすきに連れ出した。
ロッキーを誘拐したという女の声の電話を聞いて、吾郎は自分の耳を疑った。電話の女は、更に500万円払えという。実際ロッキーの姿は消えていたが、あの犬に500万の価値はない。
ところが、妻の真理子は真剣だった。子供の頃から育てた犬を見捨てるほど、薄情な人間なのかと吾郎を責める。子供のいない二人にとつてロッキーは子供同然だったじゃないの。
真理子のあまりの激情に押された吾郎は、警察に届けようとする。しかし、人間と違って犬なのだから、警察に届けたことが分かったら、簡単に殺されてしまうという真理子。やむなく、犯人と交渉することになる。
その頃チカは、自分の部屋でロッキーに食事させていた。余りの肉を食べるチカ。この賭けに失敗したら、いったい自分はどうなるのだろうと、不安が襲ってくる。何としても、この犬の身の代金を手に入れなければ。
チカは、何の罪もないロッキーに向かって、思わず愚痴をこぼしていた。保険に気持ちよく入ってくれた川島は、大きな病院に勤める勤務医だったが、独立して開業する準備中だと言う。すっかり信用したチカは新しい医院を共同名義にするという川島の話に乗って、出資した。肉体関係もできて、持ち出す金もどんどん増えていった。
これ以上金策できないという段階になってのことだったが、たまたま姪の祐未が川島にちょつかいを出し、それがきっかけで川島の話が全て砂上の楼閣であったことが判明する。祐未は、チカのものなら何でも欲しがる、わがままな娘だった。
滑川家に電話するチカ。吾郎はしかし、百万にならないだろうか、たかが犬が一匹なのだから、と身の代金のダウンを交渉してきた。激昂するチカ。
一方、それを聞いて、真理子もまた怒り狂っていた。愛する子供同然の犬の生命の値段を値引きしろなんて、人間の言う言葉なの!吾郎はヒステリックな真理子をなだめ、セックスするが、真理子は燃えない。半額の250万までなら出すことを決心する吾郎。
吾郎の話に憤激したチカだが、しかしここは冷静に話を進めなければならないと自制する。少なくとも、現在のチカの金づるは、この日の前のロッキーしかいないのだから。いつの間に、変態の花熊の話をロッキーに語っている。
川島に逃げられ、借金を背負い込んだチカの目の前に現れたのが、花熊だった。チカに向かって一目ぼれしたと言う花熊は、熱烈に求愛してきた。54才の自分に、そんな魅力があるのだろうかと疑いながらも、花熊の怒涛のような愛情に身を任せるチカ。実際花熊は、チカの足の先の指の股から、肛門のヒダ、耳の穴に至るまで、情熱的に愛した。
それにほだされ、つい借金を増やしながら花熊の生活の面倒を見たチカだったが、ここでも祐未が介入して来て、彼が単なる老女マニアであったことが分かる。
再度、滑川家に電話するチカ。今度は、300万でどうかと言う吾郎に、チカは交渉次第でもう少し出させることができるという、手応えを感じた。
しかし、真理子のヒステリーはおさまらない。そのあまりの剣幕に、吾郎は、今度電話がかかってきたら500万出すことを決意する。
元気の出てきたチカだったが、ロッキーのつぶらな瞳を前に、罪悪感を感じる。これもみんな、自分の男を見る目がなかったのが原因だと思うと、つくづく情けない。思わず涙がこぼれるチカだったが、その涙を舌ですくってくれたのはロッキー。感激して、ロッキーを抱き締めるチカだった。
身の代金交渉がうまく行きそうで、ほっとした気の緩みからか、久しぶりに性欲を感じ、思わずオナニーを始める。すると、いつの間にか、ロッキーがチカの股間に入り込んできて、長い舌を使って舐め始めた。何という刺激!チカは初めて体験する、背筋が震えるような快感にのけぞった。
誘拐犯からの連絡がとだえてしまった滑川家。真理子のヒステリーはつのったが、吾郎には打つ手がなかった。今更ながらでも、警察に訴えるか?深夜吾郎は、ロッキーの名前を呼びながらオナニーしている真理子の姿を目撃する。まるで、ロッキーに舐めさせ、ロッキーを背後から挿入させているような、妻の姿態。まさか…
一方、チカはあの夜からロッキーとやりっぱなしだった。この犬こそ天から使われた、私の運命の恋人ではないだろうか。人間のように嘘をいうことのないロッキー。逞しく、精力抜群のロッキー。チカは、このロッキーと人生をやり直すことを決意する。 滑川家に電話がかかってきた。金はもういい。犬は遠くに行ってしまったと。