ノーパン家庭教師
痺れ下半身
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◆スタッフ◆
製 作………シネマアーク
提 供………Xces Film
脚 本………関 根 和 美
〃 ………水 上 晃 太
〃 ‥‥‥宮 崎 剛
監督・撮影………下 元 哲
照 明………代 田 橋 男
録 音………シネキャビン
編 集………酒 井 正 次
助 監 督………高 田 宝 重
現 像………東映ラボテック
◆キャスト◆
古沢 栞………合 沢 萌
宮前由美子………佐々木 基 子
宮前 紫苑………間 宮 ユ イ
宮前弘太郎………久須美 欽 一
宮下 誠一………なかみつせいじ
◆解説◆ 家庭教師のお姉さんに勉強を教えて頂きたい。と思っていたあの頃。まだ若くアッチの方が気になり、勉強なんか手につかない。考える事はセックスの事。又は、まだ見ぬ女の裸&アソコ。そんな不純な青春時代を過ごしてきた私にとって、家庭教師のお姉さんは憧れの存在でした。しかし、時は過ぎも未だにあの頃が忘れられません。そんな思いを胸に今回の作品が完成しました!
主演は合沢萌。元レースクイーンでスタイル抜群!そんな彼女が超ドすけべ家庭教師に挑戦。スラッと伸びた足を大きく広げて男を挑発します。そしてなんと今回は、濃厚レズにSMも有りと、盛りだくさんの60分お楽しみに!
監督は下元哲でお贈り致します。
◆ストーリー◆ 古沢栞(25)が、家庭教師として宮前家にやって来てから数日が過ぎた。一家の家族構成は退職した父親の弘太郎(60)を中心に後妻の由美子(40)、前妻の遺児で高校生の紫苑(18)の三人である。
栞は週三回英語を教えることになったが、その前途は多難だった。今日も少しも勉強に身が入らない紫苑は盛んにシモネタを持ち出し気を逸らそうとする。「ねぇ先生、女の子とキスしたことある?」「あるって言ったらどうする?」「ウソ。ありえないよ」その言葉を遮るように、栞はいきなり紫苑にキスをする。戸惑う紫苑。しかし何事も無かったように英語を教えはじめる栞。
その夜、栞はこの家に来てから初めて夕食に誘われた。弘太郎、由美子、紫苑が一同に顔を揃え、ごく普通の幸せな家庭のようだったが、交わされる会話はなく、それぞれが黙々と食べ物を口に運ぶだけの異様な夕食風景を前に、栞は仕方なく会話の口火を切った。「…お父さん、退職されて再就職されないんですか?」「いや、私みたいに営業一筋で生きてきた人間には、再就職の口なんかありませんよ」「だったら何か趣味をお持ちになればいいのに」「趣味か…これといってないなぁ」「そういえば先生、ジャズダンスしていらっしゃったわよねぇ」と、由美子が口を開いた。「アナタ、先生にダンスを教えて頂いたらどう?」「いやぁ、私がダンスなんて…」「毎日家でゴロゴロしててもしょうがないでしょ。少しは運動したら?」
翌日から栞は弘太郎にジャズダンスを教えることになった。レオタードに身を包んだ栞は軽やかにステップを踏む。弘太郎の目はその躍動する肢体に釘付けになった。「さあ、お父さんも一緒に!」「…やっぱり私には無理だよ」 と、力なくその場に座り込む弘太郎に、栞は寄り添うように腰を下ろした。「…お父さん、無理してるんじゃありません?」栞は弘太郎が家庭内で由美子や紫苑から完全に阻害されていること、それを自分はちゃんと見ていたことを告白する。「私、可哀想で見ていられなくなっちゃって」「…仕方ないんだよ。働かなくなった男なんて、ゴミ同然だからね」「そんなことありません。お父さん…結構素敵ですよ」弘太郎はその一言に衝撃を受けた。長い人生の中で、若い女性からそんなことを言われたのは初めてだったのだ。
その夜、紫苑はサラリーマンの川崎隆一(36)と、連れ込みにシケ込んでいた。隆一とは出会い系サイトで知り合い、一回三万円で契約を結んだ。いわゆるエンコウだ。今夜も隆一は変態的なセックスを求めてくる。だが、紫苑はいつものようにのめり込めない自分を感じていた。そしてその原因が昨夜の栞との事にあることも自覚していた。あの異様な興奮が忘れられないのだ。紫苑は仕方なく栞との痴態を思い浮かべながら隆一に抱かれた。
同じ頃、弘太郎は栞のレオタード姿を夢想しながらオナニーに耽っていた。妄想の中の栞は弘太郎の思うままの淫乱女に変身し、深い満足感を与えてくれた。「何してるの?」由美子の声にはっと我に返った。見上げると、由美子の呆れ顔があった。慌てて背を向ける弘太郎の背中を、由美子の刺すような視線が貫いた。「いや、だからこれは…」由美子はその言葉を遮るように背を向けた。その背中を見た瞬間、弘太郎の脳裏に『離婚』の二文字が浮かんだ。
翌日、栞は弘太郎を連れて川原でダンスの練習をしていた。たどたどしい感じで踏み始める弘太郎。「ね、簡単でしょ?」と、笑顔を向ける栞だったが、弘太郎の足は次第に鈍くなり、ついには止まってしまう。そして、弘太郎はポツリポツリと昨夜の一件(由美子との離婚を考えたこと)をオナニー事件には触れずに語り始めた。「弘太郎さん…」栞は、泣き崩れる弘太郎の肩をそっと抱きしめた。「頑張って弘太郎さん。力になれることがあれば、遠慮せずに言ってください」栞はそう言うと弘太郎の胸に飛び込んだ。戸惑いながらも抱きしめる弘太郎をリードして、栞は身体を開いていく。それは、弘太郎にとってまさしく夢の具現化ともいえるひと時だった。「…どこかにワープしちゃおうか、二人きりで」事後、そう呟く栞を弘太郎は意外な気持ちで見返した。まさか栞の口からそんなセリフが出てくるとは思いもしなかったからだ。
翌日、栞はいつものように紫苑の部屋で英語を教えていた。「ねぇ先生、頑張ったから今日はもう終わりにしよう?」そう言いながら紫苑は唇を重ねてきた。そして栞に跨り自ら服を脱いでいく。そのまま紫苑は栞を激しく求める。
そこに突然、由美子がお茶を持って入ってくる。「紫苑ちゃん! 何をしてるの!」「私の部屋で何をしようと私の勝手でしょ」由美子は紫苑に詰め寄り、頬を叩く。だが紫苑はひるむどころか、これまでの不満を一気に爆発させた。「何から何まで押し付けやがって! こんな家、出てってやるわよ!」由美子の制止を振り切り、部屋を飛び出す紫苑。「あなたもやってくれるわね」由美子は、唖然としている栞にそう呟くのだった。
その夜、弘太郎は、栞との新たな生活を夢想しながら旅支度をしていた。「ちょっと出てくる」弘太郎は、相変わらず家事もせずゴロゴロしている由美子に言った。「ふーん」振り返りもせず、適当に返事をする由美子に対し、大きく溜め息を吐く弘太郎だったが、その心は躍っていた。というのも今夜、弘太郎はある場所で、栞と駆け落ちの待ち合わせをしていたからだ。「紫苑ちゃん、昼間出てっちゃったけど」「また嫌味言ったんだろう」「別に何も言ってないわよ」「…俺も出てくぞ」「ふうん、勝手にすれば」「本気だぞ」「だからお好きにどうぞ。清々するわ」弘太郎は由美子の態度に怒りを覚えながら住み慣れた我が家を後にした。
弘太郎はその足で待ち合わせの場所に向かった。だが、いくら待っても栞は現れなかった。携帯に連絡しても留守電がメッセージを繰り返すだけで一向に繋がらない。二時間待って弘太郎はようやく自分がすっぽかされたことに気づいた。だが、あれだけのことを言って出てきた以上、もう家には帰れない。途方に暮れて立ち尽くしていると、紫苑がふらりと現れた。「紫苑…お前、こんな時間に…」「こんなとこで何してるのよ、パパ」父娘は互いの秘密を打ち明けられずに言葉に詰まった。「…私、もうあの家に帰りたくない」「…パパは帰りたくても帰れないんだ」二人は初めて自分たちが同じ境遇にあることを知り、一気に会話を弾ませる。そしてある結論に達した。二人とも栞に陥れられたのだと――。
同じ頃、宮前家の寝室では由美子と栞が全裸で抱き合っていた。「これでやっと二人きりになれたわね」由美子は栞を抱きしめてそう呟いた。「ここまでやるとは思わなかったわ。由美子って、本当に悪い女」もとはといえば、由美子がレズ関係の栞をこの家に引き入れるために仕組んだことだったのだ。弘太郎と紫苑をたらし込み、この家に戻れなくする役は栞が買って出た。それほど、栞は由美子を愛していたのだ。二人は勝利の味を噛みしめるように、果てしないレズビアンの快感に浸っていくのだった。「さて、どっちへ行けばいいのかな…」「どっちでもいいよ、パパが行きたい方」弘太郎と紫苑父娘は、昔のように寄り添い、新しい人生への一歩を踏み出したのだった。