白い肌の未亡人
私を苛めて…
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◆スタッフ◆製作:獅子プロダクション/提供:Xces Film/脚本:五代響子『未亡人変態地獄』より/監督:佐藤寿保/撮影:稲吉雅志/照明:斎藤久晃/編集:酒井正次/助監督:梶野考/緊縛指導:唐木俊輔/スチール:佐藤初太郎/現像:東映ラボテック/
◆キャスト◆一の倉真理江:姫ゆり/平井直子:伊藤清美/風俗ギャル・くるみ:水鳥川彩/一の倉圭一:池島ゆたか/平井清隆:今泉浩一/
アダルトショップ店員:坂田祥一郎
◆解説◆ 『未亡人』という言葉から連想されるものは、「黒い服」「淫靡」「満ち足りない性生活」と男なら考えてししまう。そこにSMの世界をドッキングしたのが、「白い肌の未亡人 私を虐めて」。
SM独特の耽美な世界を鬼才佐藤寿保監督が限界ギリギリまで挑戦、ありとあらゆる責め道具を駆使し、女達を調教する。
縄の間から滴り落ちる汗、ムチでしばかれミミズ腫れになる白い肌、愛液で滑りおちる。股間に挟みこまれた電動バイブが女の未亡人の「存在しない犬」に対する偏執的なまでのアブノーマル・セックスで濡れてしまう女性自身。
主演には、SEXが好きで好きでたまらず、AVギャルになるために大阪から上京して来た姫ゆり、「伊藤蘭」似のカワイイ顔に程よく縄が食い込みそうな超興奮150%!
共演には、伊藤清美、水鳥川彩。乞う、ご期待下さい!
◆ストーリー◆ 平井清隆『35才』はしがない区役所勤めの公務員。妻との性生活もマンネリ気味である。たまに風俗に行くことがせめてもの楽しみだった。ある日、歌舞伎町を訪れた平井は、公衆電話の前でジッとたたずんでいる女・真理江を見かける。「いい女だな」と気にかかる平井。そのまま風俗へ行き、彼は女を買うが、その日に当たった風俗ギャルはサイテーだった。平井をバカにすることしきりで、取り敢えず射精はしたものの虚しい気持ちだけが残った。酒を飲み、再び公衆電話の前を通り掛かった平井は、真理江がまだそこにたたずんでいることに気づく。興味を覚えた彼は、真理江に声をかけた。酒の勢いもあって
「駅まで送りましょうか?この辺は物騒だから」
真理江はまるで待っていたかのように、平井を誘うような態度をとる。平井は真理江を売春婦の一種と思ってしまい、そのままホテルに行く。真理江は挑発的なポーズをつけながら、ドレスを脱いでいく。しかも持っていたアタッシュケースの中にはSMグツズがいっばいで、平井にサド行為を要求するのであった。真理江が求めるままにサド的奉仕をしてしまう平井。しかし不思議と嫌ではなかった。それを知ってか知らずか真理江は次に会う約束を残して去っていく。
マンションに戻った真理江は、ひとりビデオに向かって浮気をして夫・圭一にお仕置される妻を演じ始める。実は圭一は、すでに死亡していて、真理江は未亡人だということがここで明らかになる。しかし、真理江はあたかも夫と暮らしているかのようにひとり二役を演じ、かつて夫婦で撮影したSMのプライベートビデオをかけながら、プレイをするのだった。ビデオに映るマゾの自分。その自分を責めるのは「夫役の真理江自身」である。そして、最後は自縛。梱包された物体のようになり、室内を転げ回る真理江だった。
真理江と平井は何度か会い続けるようになる。
圭一が真理江に望んだことは究極のSM。つまり、死に至るゲームだった。激しい責めの後、SEXになると真理江の首を蹄めてくる圭一。そして、自分の首も縛めるようにと真理江に強要した。いつしか、真理江は平井にもそれを求めていくようになった。
平井は真理江のSMプレイに影響され、妻の直子にSM的SEXを仕掛けていく。レイプのように妻を押し倒し、ブラジャーで手首を縛り上げ、激しく愛撫する。しか
し、直子はそんな平井に拒否反応を示し、ののしる。
「たまに求めてきたと思ったら変態みたいなことをして……。いったいどこでそんなバカなことを覚えてきたワケ?」
平井は直子のことが女としてつまらなくなってしまう。そして、段々真理江にのめり込んでいった。
ある日真理江は、本当は夫は自殺したのだと平井に告げる。だから誰かにすがりつきたかったのだと……。
平井は同情しふたりは慰め合うようにSMプレイに興じる。いつしか真理江の頭の中で、平井と亡夫がオーバーラップしてった。突然、真理江のパラノアイ的な狂気が爆発する。女上位で平井に挿入し、腰をうごかしながら、平井の首に回した手に力を込めでいくのだった。
数日後、公衆電話の前で真理江がたたずんでいる。ゆっくりとスカートをたくし上げると、ノーパンでバイブが挿入されている。人々があきれてみている中、真理江はひとりの若い男に向かって、
「パイブのスイッチ、入れてください」
面白半分にバイブのスイッチを入れる男。真理江は通路に座り込んで悶え始める。人垣が真理江を囲んでいく。