白衣のメイド
妊娠しない女
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◆スタッフ◆製作:サカエ企画/提供:Xces Film/脚本:岡輝男『飢えた白衣 脱がさずブチ込む』より/監督:新田栄/撮影:千葉幸男/照明:高原賢一/編集:酒井正次/録音:シネキャビン/助監督:加藤義一/音楽:レインボーサウンド/スチール:佐藤初太郎/現像:東映ラボテック
◆キャスト◆田村深雪:相原涼/安達恵子:林由美香/丸山和歌子:しのざきさとみ/篠原直也:田中あつし/西川純一:芳田正浩/宮島邦茂:久須美欽一/山口大和:丘尚輝
◆解説◆ 制服と言っても、世の中には沢山ある。その中でも一番響がいいのはやはり『白衣の天使』ポピュラーでシンプル、そして、何より一番身近に感じられる。
最近では白という色に圧迫感を覚える理由から、クリーム、ブルー、ピンク、と、パステル調の色彩が増えていると聞く。しかし、何と言っても興奮させてくれるのは『白衣』ではないでしょうか。白という色には看護婦の献身的な態度や清潔感が込められているが、気が付けばナースのお仕事は結構役得ではないか、白という色のイメージに身を隠し、正々堂々と男の股間までもチェックしてしまう。他にも剃毛、浣腸、etc…と、よくよく考えるとSMチックな仕事内容は日常茶飯事!恥ずかしい事だらけの連発だ!「ハーイ検温の時聞ですヨ!」の声に熱と脈拍は正常なのに、別のところが熱く脈を打っている人も多いのでは?
病院のイメージはすこぶる悪く、暗い、怖い、早い消灯、まずい飯、そんな院内の心のオアシスである白衣の天使看護婦さんに主演相原涼。純白のブラもパンティーもストッキングもエロチック!心も体も癒してくれる白衣の天使にぴったりだ!こんな看護婦さんがいれば早い消灯も楽しくなる。ベテラン新田栄監督が院内オアシスの現実に迫る!
◆ストーリー◆ 深雪は、新人看護婦。彼女は婦長和歌子とコンビを組むことになった。和歌子はいつも、背筋をピッと伸ばした大変厳しい婦長で、看護婦仲間たちからはお局呼ばわりされていた。
それから数時間後、ナースコールが鳴った。深雪がインターホンで答えようとすると、和歌子が先に出て病室へ行ってしまった。彼女の態度になんとなく疑問を抱いた深雪は、こっそりその病室へ行ってみる。すると、山口という若い患者の病室で、和歌子が彼と絡み合っていたのである。山口の上で、恥も外聞もなく悶える和歌子の痴態。
それは、先程まで深雪を激しく叱りつけていた婦長とは思えなかった。驚くより前に、腹立たしくなる深雪。しかし、体は正直なものであった。火照った体を冷やすためにと、シャワーを浴びる深雪だが、逆にシャワーオナニーになってしまう。
翌日、患者の山口と直也が婦長の噂話を、そこへノックの音。深雪が直也の様子を見に来たのだ。深雪は、この患者の直也に気があるのだ。思わずベットの下に隠れる山口。山口の指示で、色々注文を付ける直也。そうこうしている内に、小便がしたくなった直也は深雪に頼んでシビンで尿を取ってもらう。お互い久しぶりの異性の触れ合いに興奮してしまい、思わずフェラをし直也の腰に深く沈み込む深雪だった。
直也の病室の帰り、かねてから深雪にチョッカイを出していた医師の純一に尻を撫でられる。ニヤニヤしていた純一の顔が、一瞬硬張ったかと思うと逃げるように駆け出していった。ふと振り向くと後には、婦長の和歌子が立っていたのだった。
勤務明けの深雪がナースステーションを出ると、待ち伏せしていた純一に強引に食事を誘われるが、きっぱりと断る深雪。そんな様子を物陰からそっと見守る和歌子だった。
しょぼくれて帰る純一に声を掛ける若い女。理事長の娘恵子であった。二人は、親公認の交際をしている。恵子の家に強引に連れ込まれる純一。
果たして、ビキニ一枚で首輪を付けられた純一が犬のように恵子にいたぶられている姿があった。
次の日、和歌子に純一の事で看護婦の自覚が足りないと説教される深雪。
そして、直也の所へ手術前のケアにやってくる深雪。しばらく直也を励まし、元気づけた深雪が診察室に帰って来る。純一と二人っきりだった。
思わず純一に、直也の事を相談してしまう。それを盾に執拗に関係を迫る純一に最初は抵抗していたが、直也の事を考えると仕方なく診察台の上で純一の犯されるのであった。
何と、物陰から憎悪の目で深雪をみつめる恵子の姿があった。そんな事には、気付かぬ純一は激しく腰をつかっている。
数日後、医師の宮島に呼ばれる深雪。純一と深雪との事が理事長に問題視されどうしても解雇しろと要求されているという。がっくりと項垂れる深雪。そこへ、婦長の和歌子がやって来る。深雪には否がなく、全て純一が悪いのだと訴える。どうしていつも私たち看護婦が、いつも悪者になってしまうのとじっと宮島を見つめる和歌子。実は、和歌子と宮島は数年来の不倫の間柄だったのである。決心したように宮島は、もう一度理事長を説得してみようというのであった。
宮島の部屋を出て、歩き出す二人。深雪、和歌子にお礼を言う。しかし、逆に山口との密会をだまっててくれてありがとうと。二人とも、何かがふっきれたような笑顔。
翌日、小さな花束をもつ深雪が直也の病室にやってくる。直也の術後の経過が良く、明日には退院できるのだ。そのお祝いにやってきたのだ。それに直也と、もう毎日会えない寂しさもみる。お互い心の内を打ち明け、求め合う二人。そんな様子を、ドアの陰から微笑ましく見守る和歌子。何やら持っていた札をドアに掛け、ナースステーションヘ戻っていった。
札には、「面会謝絶」の四文字が元気に揺れていたのだった。