密猟・成熟した母娘
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◆スタッフ◆製作:フィルムハウス/提供:Xces Film/脚本:有馬仟世『不倫妻 密猟名器』より/監督:大門通/撮影:佐藤文男/録音:シネキャビン/編集:金子尚樹/助監督:加藤義一/製作担当者:堀田学/スチール:小島浩/現像:東映ラボテック
◆キャスト◆合沢美紀:相川かおり/合沢有貴:麻生みゅう/上田夏子:中村京子/井上晴彦:久須美欽一/榎本則雄:平賀勘一/奥山金三:杉本まこと
◆解説◆ 学生時代11PMのレポータで華を咲かせた相川かおり。へぇ〜、あのかおりちゃんがねぇ〜と、鼻の下を長くしているおとうさん達の姿が目に浮かぶ。
今のご時世に負けてはいられない「私自身も下半身ビックバンヨ!」とにエクセス乗り込んだ!
そんな訳でスクリーンに登場した彼女ですが、相変わらず奇麗だ!と言うよりも、益々魅力的な女性へと変わったのではないか。
何と言っても(大人のカ・ラ・ダ)知らず知らずのうちに反応している彼女は、持ち前の美貌で契約を取りまくる、ママサン証券レディーの役で熟れ切った女の体で男達を悩殺しまくった。その裏には一人娘の援助交際。お尻が奇麗とおじ様達に人気の麻生みゅうが高校生に!次々とおじ様達を罠に掛けます。
男を魅了する底知れない彼女のパワーも下半身ビッグバンならではなのかと、久々の熟女の登場に圧倒されまくる監督大門通。が、しかし、熟れたボディーも、弾けるボディーも、たっぷりと楽しませてくれる。欲張りな人には見逃せない作品だ。
◆ストーリー◆
朝の通勤サラリーマンで賑わうオフィス街。その中を行くキャリア・ウーマン会沢美紀の姿がある。美紀がリンチ国際証券に出社してくる。店頭客の相手に忙しく立ち働く営業部員たち。その中に美紀の顔もある。美紀がそばの電話を取ると喜んで、壁に張られていた個人成績表に10万ドル突破のグラフを書き入れる。同僚の夏子が驚いて尋ねると、美紀は胸を張って答える。「本当よ。今の電話で今月も私がトップ」「どうして、そんなに契約が取れるの?」と疑う夏子。
「そりゃあ、あなたと違って私はこの美貌とこの教養よ。あなたはまだヒヨッコ。今月も最下位ね。これじゃ前の会社でリストラされるの、無理ないわ」と嘲笑する美紀だ。ねたみと嫉妬で美紀を見つめる夏子だった。
その日の午後、ラブホテルで美紀の娘の有貴が中年男の榎本に抱かれている。榎本がシャワーを浴びに浴室に入ると、有貴は榎本の背広から素速く名刺入れを取り出して、一枚くすめ悪戯っぽい微笑を浮かべるのだつた。
夜、有貴が家で夕食の支度をしていると美紀が帰ってくる。有貴は今日の上がりのお金を美紀に渡す。美紀はそんな娘に「済まないね、こんなに心配かけて」と頭を下げて受け取る。「私、進学諦めないからね。それは学費のつもりよ」と有貴は悪びれずに言い、続けて「そりゃ、国立に入れればいいけどさ。今の成績じゃ難しいわ」「分かってるよ。私立でもどこでもお行きよ。ママも頑張るから。パパさえしっかりしてれば、お前にこんなことまで…」「その話はやめてよッママ。今更しょうがないわ。これも時勢よ」と言い放つ有貴。「…そうだね」と見つめてうなづく美紀である。有貴は例の名刺を差し出して「今度の相手、銀行屋の融資課長。いいカモよ」「ほんとうかい?」と名刺を見入る美紀の顔が輝く。
二人で食事をしていると、逃亡中の夫・晴彦から電話が入る。驚いた美紀は、晴彦の様子を尋ねる。晴彦は債権者の目を避けて東北地方の山奥の工事現場に潜り込み、元気で働いていると言う。美紀と晴彦の夫婦は法律上離婚したものの、二人の心は家族の心は今でも繁がっているのだ。晴彦は美紀から債権者側の追手が妻子に及んでないことを知り、安心する。娘の有貴の声を聞いた晴彦は「早く一緒に暮らしたい」と電話口で泣く。そんなパパを叱咤激励する娘の有貴だ。
次の日、早速昨日引っかけた男の所へ出向く美紀であった。融資課長・榎本の前で、USバイオとUSケミカル社の証券を売り付ける美紀。日本と違ってアメリカは今バブルのまっ盛り。渋る榎本に娘との援助交際を上司に話すかもと脅し匂わせ、また得意の色仕掛けで榎本をたぶらかす美紀。その場で榎本に抱かれ、契約を取り交すしたたかな美紀だ。
そんなある日、債権取立てを専門にする弁護士・奥山が美紀を訪ねてくる。美紀は不在で同僚の夏子が奥山の相手をする。夏子は奥山から美紀夫婦の過去を聞かされる。美紀の夫・晴彦は去年の暮れ、自ら経営する蒲田の町工場が銀行の貸し渋りに合い、あえなく倒産。その直前、美紀と離婚して姿をくらました。どうも計画離婚らしい。それから、奥山は晴彦の行方を追っているのだが依然つかめず、もしや別かれた妻・美紀がその行方を知っているのではないか、と訪ねて来たのだ。美紀も去年の秋に、勤めていた日本の大手証券会社が倒産して、この春にこの外資系の新会社に就職している。
話を聞いた夏子は目を輝かし、奥山を応接室に案内し「今後、美紀さんの情報を知らせるから、私のUS証券を買って欲しい」と奥山に迫る。渋る奥山を色仕掛け追い落とし、奥山に抱かれて契約を交わす夏子である。
夜、和やかに夕食を囲む美紀の母子の姿がある。美紀が榎本から契約をとれたこと有貴に話す。有貴は「それじゃ、早速あの男とは別れるわ」「今度は、霞ヶ関のお役人がいいよ」と提案する美紀。そこへ突然、逃亡中のパパ・晴彦が舞い戻ってくる。驚く美紀と有貴。やつれ果てた晴彦。目に一杯涙を浮かべて久々の親子ご対面だ。「会いたかった。会いたかった」と泣きわめく晴彦。早速、晴彦を加えて一家団欒の夕食が始まった。晴彦は追手が及んでないことを幸いに久々の美紀の肉体に舌鼓を打つ晴彦。晴彦に抱かれて、いつになく激しく燃え上がる美紀。隣の部屋では、なまめかしい雑音にもめげず受験勉強に励む有貴の姿がある。 ある朝、事務を執る美紀と夏子がいる。そばの電話が鳴って夏子が出て、受話器を美紀に渡す。美紀は晴彦からの電話に驚いて、電話口に「だめよ、ここに電話しちゃ…仕事で遅くなるから、一人で食べて…」不信に思った夏子は、受話器を置いた美紀に「だれから?」と尋ねる。美紀は慌てて「娘の担任の先生、進路相談だって」ととぼけて出ていく。怪しいと睨んだ夏子は早速、奥山に電話する。
美紀と晴彦が一杯やっていると、チャイムが鳴って「宅急使です」の声。美紀がドアを開けると、奥山が躍り込み「井上晴彦いるだろう?出てこい!」と怒鳴った。その声に慌ててベランダに飛び出る晴彦である。奥山は上がり込み部屋中捜し回る。「夫は、ここにはいないのよ」と必死に止める美紀を揉み合いになり、弾みに美紀を押し倒し乳房に触れる奥山。恥じ入る美紀を見て、欲情する奥山。それを感じて美紀は内心「しめた」と思い、奥山を巧みに誘う。美紀は奥山に抱かれながらも「私のUS証券、買って」と頼む「夏子から買ったよ」断る奥山は、バイブを取り出し美紀を湊辱する。しかしながら奥山は叫んだ。「別れたとは言え、元妻がここまでやられているのに、出てこない元夫は男じゃない。晴彦、いたら出てこい!」と。ベランダに隠れていた晴彦は出るに出られず、ガラス越しに犯される美紀の痴態を覗きながら、悔し涙に暮れるのであった。
美紀を散々凌辱した奥山は、諦めて帰っていく。ベランダから出てきた晴彦は、犯された美紀を抱き締めて慰める。しつこいあの男を黙らせるいい方法はないものか、と考える二人である。
そこへ娘の有貴が帰ってきた。二人は有貴の顔を見て、ある計略を思いつく。
そんな計画前、三人はあるりっぱな家の前に立っていた。かつて美紀一家が住んでいた家だった。今人手に渡り他人が住んでいる。美紀親子が、その他人の家の前でしょんぼりと立たずんでいる。「私、やるわ。パパもママも元気を出して。もう一度頑張ってこの家を取り戻しましょうよ」と両親を励ますけなげな娘・有貴だ。その言葉を聞いて、決意を固める美紀と晴彦である。
美紀と奥山を自宅に誘い込む。「もう一度、あなたに抱かれたい」と奥山がやってくると美紀が一人で待っていた。美紀は奥山にUS証券を再度勧める。奥山が「くどい」とにべなく断わる、制服姿の有貴が現れて、そのまま浴室に入る。とシャワーを浴び始める。その若々しいなまめかしい裸体が、ガラス越しの浴室から丸見えだ。息を飲む奥山に「今、この場で契約いただくと、特別サービスとしてあの若々しい娘さんを、ご提供させていただきます」と美紀は丁寧に勧めた。奥山はたまらず契約書にサインした。喜んで部屋を出ていく美紀。入れ違いに有貴がやってくる。有貴は奥山に抱かれる。すると隠れていた晴彦が、ビデオカメラを手にして静かに出て来て、ベランダ越しに二人の痴態を撮影する。それに気ずかない奥山が、いろいろやって果てると、晴彦が待ってましたと躍り出る。と同時に美紀も戻って来て、二人して奥山を脅す。「我々から手を引かないと、このビデオテープを弁護士会で公開する。お前は未成年淫行罪で弁護士資格剥奪だ。さあ、どうする?」と奥山に強く迫る晴彦。はめられた奥山は、悔しがりながらも手を引くことを約束する。
数日後、有貴が何時ものように美紀に名刺を差し出し「これが今度の、新しい交際相手です。」と言って出ていく。美紀と晴彦はその名刺を見て驚いた。そこには「大蔵省証券局第一係長」と文字が並んでいる。隣部屋で受験勉強に励む有貴である。
台所では「もう一人、今度は男子でも作ろうか」と晴彦が美紀を誘う。「もう年だから…」と恥じらう美紀に「その色気なら、まだ充分間に合う」と絡みつく晴彦、美紀も段々その気になり、盛んにお尻を振って晴彦に挑みかかった。