愛人萌子
性生活
写真をクリックするとスチール大が御覧になれます
◆スタッフ◆製作:(株)スタッフアズバーズ/提供:Xces Film/脚本:橋本以蔵/監督:北畑泰啓/撮影:鈴木耕一/照明:小中健ニ郎/録音:シネ・キャビン/編集:三條知生/助監督:十文字浩二/現像:東映ラボテック
◆キャスト◆萌子:葵あげは/映画館の女:水原香菜恵/森下寛三:なかみつせいじ/永山:石川雄也/映画館の客たち:深沢和明/竹本泰志/岡田智宏/甲斐太郎
◆解 説◆ 最近、妻や恋人とのセックスにマンネリを感じてはいないだろうか?どうしても、長い時間一緒に過ごしていると刺激が無くなり、セックスも単調になってしまう。少しでも刺激を求め、女性にSMプレイとかを望むとアッサリと断られてしまう。そんなマンネリセックスライフを過ごしている男性は『愛人』をつくりましょう。人目を気にしながらのセックスは刺激満点です。それに、あんな事やこんな事もきっと受け入れてくれるはず。そんな素晴らしい愛人を今回はご紹介します。『愛人萌子 性生活』
主演は葵あげは。こんな愛人が欲しいと思わせるほどのムチムチボディー。得意技のバキュームフェラで男の全てを飲み干します。一度こんな女を抱いてみたい!
監督は北畑泰啓でお贈り致します。
◆ストーリー◆
都内某所にあるピンク映画館で、客席の一角から眺めている中年の男森下寛三(58)。すると、他の観客がひそかにざわついた。薄い肌のあらわな服を着た若い女、萌子(27)が入ってきたからだ。客席に座る萌子。徐に服を脱ぎオナニーを始める。熱い男の視線が萌子に注がれる。それを楽しむかの様に、激しく股間を弄る萌子。やがて果てる。そんな様子を客席から観ていた寛三が席を立った。
男子トイレで、いきり立ったものを握り締めてしごく寛三。そこに萌子が入ってくる。二人は激しく抱き合った。
萌子『ああ、パパ、観ててくれた?パパ』
寛三『萌子…』
立ちながら、あらゆる体位で交わる二人。やがて果てる。萌子こそ、寛三の宝物なのだ。
数ヶ月前、下町で工場を営んでいたが、不況を乗り切れず倒産させてしまった寛三。妻は貧乏を嫌って家を出て行って行方が分からない。
『工場を閉鎖し、妻に去られたわたしが味わったものは開放感でした…重くのしかかった人生の結果は、私を打ちのめすかと思っておりました…だが、事実はちがいました』
ある日、都内某所にあるキャバクラで萌子に接客される寛三。寛三には妻や債権者に内緒にしておいたわずかばかりの金があった。その金を萌子につぎ込み、二人だけの甘い時を過ごしている。やがて、男と女の仲へ…。性の赴く侭へと欲望をぶつけ合った。
『俺の人生は何だったのか、‥しかし、すぐにその疑問を忘れました…どうでもよかった』
そんなある日、街で永山(32)に出会う。永山はフリーターでうだつが上がらない青年。そんな永山に声をかける萌子。三人は近くの居酒屋に入り酒をのんだ。
『私にはやっと萌子の考えが分かりました。今夜はいつものピンク映画館のお楽しみではなく、ちょっと変わった趣向で楽しもうというのです。つまり、この永山を私たちの愛の巣に連れ込んで…』
深夜、居酒屋を出て寛三の家で飲む三人。やがて寛三が萌子に目配せする。萌子がたくらみの目で答え、薄く笑う。萌子がふらつきながら永山を誘い、セックスを始めた。燃え上がる萌子と永山。そんな二人を観ながら興奮する寛三。そして、寛三を交えて3人でのセックス…。
翌朝、疲れ果てた寛三が、やっと目を覚ます。キッチンの奥で『おはようございます』と永山の声が聞こえてきた。ウンザリする寛三。
『早く出て行って欲しかった。二人の空間に居座れたくなかった』
萌子が朝食を運んで来る。そして、寛三がみそ汁を飲んだ時、全身に鈍い痛みが駆け巡った。動けなくなる寛三。そんな姿を観ている萌子と永山。
萌子『すぐは死なない?』
永山『一時間くらいは』
萌子『じゃあ、見せ付けてやれるね』
そう、永山と萌子はグルになり寛三をハメたのだった。二人は動けなくなった寛三の横でセックスを始める。燃え上がる二人。意識の薄れ行く中で寛三は本当の快楽を味わっていた。
その後、奇跡的に助かった寛三。今も、ピンク映画館に来て萌子の姿を探している。
『幻だったのでしょうか?‥私の生きた時間そのもののように、‥萌子、私の萌子』