美姉妹レズ
忌中の日に・・・

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◆スタッフ◆製作:フィルムハウス/提供:Xces Film/脚本・監督:山内大輔/撮影監督:創優和/録音:シネキャビン/編集:フィルムクラフト/助監督:竹洞哲也/スチール:阿部真也/現像:東映ラボテック
◆キャスト◆
藍子:日高ゆりあ/桃子:倖田李梨/真寿美:寺澤しのぶ/隆也:柳之内たくま/秀夫:牧村耕次/小金井:サーモン鮭山
◆解  説◆
 女同士のセックスには終わりがない。永遠に尽きる事のない恍惚の時間を楽しめるし、生殖を伴わない究極のセックス。そんなオンナとオンナの肉体バトルに、喪服もプラスした今回の企画『美姉妹レズ 忌中の日に‥』が完成しました。
 もしも、身内に不幸があり粛々と喪に服している時に、義理のお姉さんと妹が激しく絡み合ってしまったら?勿論、レズだけでも興奮しますが、それに輪をかけて喪服姿に義理の姉妹。最高の組み合わせで私たちのムスコも最高潮に達します。オンナ同士の肉体バトルをお楽しみください。
 主演は日高ゆりあ。超ロリータフェイスの彼女が喪服姿でレズっちゃいます。身体は幼いけれども、その幼さとは相反して激しい絡みを見せてくれます。勃起度100パーセントの一本に仕上がりました。
 監督は山内大輔でお贈り致します。
◆ストーリー◆
 カビ臭いラブホテルの部屋。コスプレ制服を身につけた藍子(20)は、客の中年サラリーマン・小金井(35)に全身リップしながら尋ねた。「ねぇねぇ。モモちゃんみたいにカワイイ女の子が、どうしてこんなアルバイトしてるの?」ホテトルで働く藍子の源氏名は《モモコ》といった。小金井の手がメイド服の上から胸を揉んでくる。『どうして私が、こんな仕事をしているのか……』彼女の脳裏に、これまでの過去が次々と甦って来た。
 母の真寿美(46)は藍子(当時17歳)に再婚相手の新堂(57)を紹介した。「この人がお前の新しいお母さんだ」新堂はひとり息子の隆也(23)に真寿美を紹介した。
 新堂家のリビングルーム。こうして四人は家族になった。黙っていても入ってくる多額の家賃収入……ビルオーナーの新堂は悠々自適の生活を送っていた。大学生の隆也も、卒業後は新堂の会社の役員に収まることが決まっている。一方前夫との離婚後、娘の藍子を抱えて女手一つ、苦労しながら夜の世界を生きて来た真寿美。彼女は勤めていた店に客としてやってきた新堂に猛烈にアタックし、妻の座に納まったのだ。
 大学受験を目指し勉強中の藍子は、夜中、夫婦の寝室から壁を通して聞こえてくるその声に悩まされていた。だがそれも仕方のないことだった。自分が大学受験出来るのも、母が金持ちと再婚したお陰なのだ。義兄で大学生の隆也は新しく出来た妹を気遣い、何かと面倒をみてくれた。2人は本当の兄妹のように仲が良かった。
 ある日の夕方。藍子が学校から帰ってくると、新堂が家にいた。真寿美はデパートに買い物に行って留守だという。家には藍子と新堂の二人きりだった。「どうだ、最近学校の方は?」。新堂が尋ねてきた。「……ふつうです」藍子は答えた。新堂とはあまり話をした事がなく、藍子は緊張した。「そんなに固くならなくていいんだよ。私は君のお父さんなんだから」新堂は藍子の肩に手を置いた。藍子はびくりと反応した。すると、いきなり新堂が襲い掛かって来た。「やめてっ!」声を上げても家には誰もいない。藍子は居間のソファで犯された。彼女は処女だった。「お母さんには秘密だよ。君たちだってこの生活を失ったらどこにも行くところが無いだろう?」事を終えた新堂は、泣き続ける藍子に言った。
 その日も土手でひとり、流れゆく川面を見つめていた藍子は背後から声を掛けられた。振り向くと、髪の長い若い女が立っていた。歳は藍子より3、4つ上。美しい女だった。「毎日ここにいるね」女が言った。「カレシとでも別れた?」藍子はかぶりを振った。「なぁーんだ。仲間かと思ったのに」女はおどけた口調で言うと藍子の隣に座った。夕陽を見ながら、二人はとりとめの無い世間話をした。女の名は桃子といい、ハタチの美大生だという。初対面の桃子に藍子は安らぎを覚えた。
 日増しに新堂の行動は大胆になっていった。夜中、寝ている真寿美を起こさぬようベッドを抜け出すと、藍子の部屋に夜這いを掛けた。いかに鈍感な真寿美でもそれに気付かぬ筈は無かった。彼女は夫との夜の生活が最近極端に減っている事に不満と疑念を抱いていたのだ。だが、真実を知っても真寿美は新堂を問い質す事はしなかった。
 「デッサンのモデルになってくれない?」その日の放課後、藍子は桃子に頼まれ、一人暮らしをしている桃子のアパートを訪れた。桃子は藍子を丸椅子に座らせると画材を用意し、じゃあ脱いで、と言った。「え?」藍子は耳を疑った。「脱ぐって……?」「最初に見たときから、あなたのヌードを描きたいって思ってたの」桃子の表情は真剣だった。藍子は服を脱いだ。ブラを外しパンティ一枚になった時、なぜか桃子が少し寂しそうな顔をした。「なんだ藍ちゃん、カレシいるんじゃない」言葉の意味を理解するのに藍子は少し時間がかかった。新堂が付けたいくつものキスマーク。藍子はそれを隠すようにしてその場に蹲った。「ちょっと、どうしたのよ?」。桃子は藍子の肩を抱いた。うっすらと目を開くと、それは桃子の舌だった。「!」驚く藍子に桃子は優しく微笑んだ。「泣きたいときは、思いっきり泣いて」藍子は桃子に縋り付いた。桃子も抱き締め返した。どちらからともなく、唇が重なった。桃子の愛撫は優しく、その指先は労るように藍子の全身を撫でた。それは新堂に強要されている恐怖と屈辱に塗りつぶされたセックスとはまるで違う、本当の愛の行為だった…。
 翌日。藍子は思い切って新堂との事を真寿美に打ち明けた。しかし母親は冷たく蔑んだ目で娘を見遣り、「大学に行きたいなら、それくらい我慢しなさい」と吐き捨てた。藍子は言葉を失った。「まさか自分の娘に亭主を寝取られるとは思わなかったわ。油断も隙もありゃしない!」真寿美は実の娘に女としての敵愾心を燃やしていた。ショックのあまり、藍子は家を飛び出した。
 桃子がアパートで静物画のデッサンをしていると、玄関のチャイムが鳴った。ドアを開けると、そこに隆也が立っていた。「もう一度、やり直してくれないか」隆也は言った。「いきなりどうしたのよ?」突然の元カレの来訪に、桃子は目を丸くした。「このままじゃオレ、ダメになっちまう」隆也はいきなり桃子を抱き締めた。「頼む桃子。オレを取り戻させてくれ!」隆也の切実を感じ取った桃子は、彼を抱きとめていた。どこをどう歩いたのか。気がつくと藍子は桃子のアパートの前にいた。他に行くところがなかった。桃子の部屋の鍵は開いていた。中に呼びかけても返事はなかった。中に入った。ベッドの上で桃子が男に抱かれていた。藍子は呆然と立ち尽くした。裸の二人が藍子に気付き、驚いて身を起こした。「藍ちゃん……!」「藍子……!?」桃子と隆也は同時に声を上げた。混乱した。何がどうなっているのか理解出来なかった。藍子は部屋を駆け出した。
 『それから4年。私はひとりで生きるため、こんな仕事をしている……』。
 元のラブホテル。「ねぇねぇ、モモちゃん教えてよ。なんでこんなアルバイトしてるの?」腰を振りながら、小金井がしつこく尋ねてくる。「ご主人さまに喜んで頂けるのが、モモコの幸せです」藍子は同じセリフを繰り返した。「うそぉー。教えてよ。やっぱ何かトラウマとかあるんでしょう?」小金井が耳元で囁いた。「……なぁおっさん、口クセぇんだよ」藍子は小金井に凄んだ。驚いた小金井はヒッと声を上げると、そのまま身を震わせて射精した。『あの家族は今、どうしているのだろう?』……小金井の脈動を躯の芯に感じながら、藍子は考えていた。
 仕事を終えラブホテルを出た藍子は、まるで吸い寄せられたように新堂家の前に立っていた。家の玄関に『忌中』と墨書きした紙が貼り付けられている。玄関から箒とチリトリを手にした喪服姿の女が出てきた。女は藍子に気付いて驚きの声を上げた。「……藍ちゃん!?」女は桃子だった。桃子に手を引かれ入った居間には、線香と菊の花が飾られた白い祭壇があった。藍子は祭壇の上の二つの写真立てを見た。それは真寿美と隆也の遺影だった。しかし藍子には、何の感情も湧いて来なかった。「隆也と藍ちゃんが義理の兄妹だったなんて、びっくりしたわ」。桃子が隆也の遺影を手に取った。「……あれからいろいろあったわ。私は結婚して、未亡人になった。藍ちゃんは、今までどうしてたの?」藍子は答えず、黙っていた。再び桃子が口を開いた。「交通事故だったの。私だけが乗ってなかった……」「……お義父さんは?」藍子は聞いた。「いるわよ」桃子は藍子を見つめた。奥の六畳間に新堂はいた。全身を包帯で捲かれ、寝たきりの状態だった。「お義父さん、藍ちゃんが帰ってきたわよ」桃子が新堂に言った。新堂は驚きに目を見開いていた。黙って新堂を見下ろしていた藍子はポツリと桃子に言った。「私を、この家に置いてくれる?」「もちろんよ。藍ちゃんはこの家の娘だもの」桃子が言った。「お義父さんの介護をしてあげたいの」藍子は新堂を見遣りニヤリと笑った。新堂の目が今度は恐怖に見開かれた。             
 コスプレ制服に着替えた藍子は、新堂の枕元で熱く煮えた粥を匙に掬った。そのまま冷ましもせずに乱暴に口に運ぶ。新堂が熱さに顔を歪め、身を捩った。「ダメじゃないお義父さん。こぼさないで食べなきゃ」藍子は笑った。「かわいい衣裳ね。よく似合ってる」。桃子は藍子のコスプレ制服姿を見て言った。「でもなんだか不思議。藍ちゃんと私が姉妹になるなんて……」「お姉ちゃん、て呼んでいい?」藍子は桃子に言った。桃子は頷いた。「お姉ちゃん。もう誰も、私たちを邪魔するものは居ないんだよね」藍子は桃子の指をそっと握った。桃子の目には涙が浮かんでいた。藍子は桃子に顔を寄せると、目尻の涙を優しく舌先で拭った。「藍子……!」「お姉ちゃん……!」祭壇の前。隆也と真寿美の遺影に見守られながら、激しく肉体を貪り合う喪服の桃子とメイド姿の藍子。ふたりは互いの乳首を吸い、秘所を指でかき混ぜ合いながら、どこまでも飽く事なく、快感の波に溺れてゆくのだった。