和服のノーパン熟女
裾から匂う毛
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◆スタッフ◆製作:サカエ企画/提供:Xces Film/脚本:岡輝男/監督:新田栄/撮影:千葉幸男/照明:高原賢一/録音:シネキャビン/編集:酒井正次/スチール:本田あきら/助監督:小川隆史
◆キャスト◆進藤雪乃:加賀雅/森下笑子:林由美香/花輪まりえ:山口玲子/進藤徳夫:なかみつせいじ/山本崇:岡田智宏/佐伯友之:丘尚輝
◆解説◆
匂いには、人それぞれの思い出がある。小さい頃の母親のおっぱいの匂い。や、昔付き合っていた彼女の匂い。ふと、電車の中やエレベーターの中でその匂
いを嗅ぐと、昔の事が思い出される。特に、昔の彼女の匂いは、熱々だった頃を鮮明に思い出し『二人で、色んな事したなー』などと、頭の中を駆け巡り、思わず見ず知らずの人を、抱きしめたくなってしまうのは、私だけであろうか?
そんな匂いをテーマにした今回の作品。『和服のノーパン熟女 裾から匂う毛』をお楽しみください!
主演は、匂い袋で男を嗅ぎ分ける加賀雅。スレンダーなカラダを『これでもか!』と振り、男を昇天させるテクニックを披露!潤んだ瞳は男を快楽の渦へと導く…。
監督は新田栄でお贈り致します。
◆ストーリー◆
社長夫人の進藤雪乃が、いそいそと和服に着替えている。これから、愛人に会いに行くのだ。抽斗を開けると、そこにはたくさんの匂い袋が入っていた。
そのうちのひとつを、帯揚げに絡める。それは、これから会いに行く愛人用の匂い袋だ。匂い袋の数だけ男がいて、その匂いによって彼女もいろんな女に変貌する。
会社員の佐伯とホテルで密会する雪乃。今日の彼女は、佐伯にかしずき、彼の要求になんでも応える女だ。プライドをかなぐり捨て、淫らな女を演じる自分に酔う。
雪乃が浮気をするようになったのは、夫の徳夫に愛人がいると勘づいた時からだった。相手は、秘書の森下笑子。ある朝、夫を迎えに来た彼女が、かつて雪乃が夫からプレゼントされた匂い袋と同じ匂いを醸していたのだ。
笑子と徳夫の不倫を想像して、嫉妬に狂う雪乃。仕返しに、彼女は夫からの匂い袋を捨てると、愛人を作ることにした。そして、男と寝る度に、匂い袋を買って貰い、今ではその数、十数個にのぼる。
忙しい夫は、朝早く出て、夜遅くにしか帰って来ない。ここ最近は特に遅い。接待で飲んで来ることも多くなった。勿論、疲れているので、雪乃を抱こうともしない。それに、このところ笑子と一緒にいる時間が長いようだ。夫の背広に、あの匂い袋の匂いを感じる雪乃。
数日後。帯揚げに別の匂い袋を絡めた雪乃は、若い愛人の崇と会う。今日の彼女は、崇に奉仕させている。あれをして、こうして、と注文する雪乃に、従順に応えてくれる崇。雪乃は、若い体を堪能するのだった。別れ際、彼女は崇に小遣いを渡す。
ある夜、雪乃は徳夫から電話を受ける。仕事が長引いて、泊まるらしい。その時、電話の向こうに、雪乃は笑子の声を聞いた。悔しさを堪え、彼女は電話を切る。このムシャクシャした気持ちをどこかへぶつけたい。彼女は、崇に会いに行くことにした。
崇の部屋。雪乃は、若い体にむしゃぶりつく。ところが、抱きついた崇から別の匂いがしたのだ。女の香水……? 誰かいるの? すると、崇が笑い出した。「年増の嫉妬なんて、醜いぜ」そして、彼はクローゼットに隠れていた恋人の花輪まりえを出して来た。「俺が、あんたひとりのものだと思った?」そう、彼は雪乃と金目当てでつきあっていたのだ。
ショックを受ける雪乃の目の前で、まりえとセックスを始める崇。「もうそろそろ、あんたにも飽きてきたとこなんだ。火遊びはそのくらいにして、旦那のところへ帰んな」
打ちひしがれた雪乃は、佐伯に連絡する。佐伯は、都合をつけて会ってくれた。だが、今夜の雪乃の匂い袋は、佐伯のものと違った。佐伯は、それに気づく。「俺の買ってやった匂い袋と違うんだな……」
帰宅した雪乃は、匂い袋を全て捨てた。男たちは、みんな去って行った。まるで、地震を感知したねずみのように……。
翌日。雪乃は、徳夫に会社が倒産したと聞かされる。ここ数日、忙しかったのは、資金繰りに奔走していたからだ。雪乃に秘密にしていたのは、彼女に心配をかけたくない為だった。「これからまた、一緒に一から出直してくれるか?」夫の言葉に頷く雪乃。そんな彼女に、夫は駅からの帰り道で買ったと言う匂い袋を雪乃にプレゼントしてくれた。
その夜、雪乃は徳夫に抱かれた。枕元には、先程の匂い袋が置かれていた……。