兄嫁の寝床
溺れる義弟
▼スタッフ▲
製作:IIZUMIProduction/提供:Xces Film/脚本・監督:北沢幸雄/撮影:小山田勝治/照明:渡波洋行/編集:北沢幸雄/音楽:TAOKA/助監督:鈴木章浩/スチール:本田あきら/現像:東映ラボテック/音響効果:東京スクリーンサービス
▼キャスト▲山口真希:真純まこ/英美:風間恭子/なおみ:林由美香/山口公一:杉本まこと/山口亮:熊谷孝文/吉田:羽田勝博
▼解説▲
他人のもの程欲しくなる!どうしても欲しい!人の心理とはまあこんなもので、身近に在るけど手に入れられないとなるとなおさらのこと。
例えば限定品などという言葉に皆すぐに騙され、何かすごく得した気分になる。ましてやそれがお金で手に入るものではないとしたら、こんなにもラッキーなことはない。義理の兄弟、義理の姉妹、息子、娘、兄貴に姉貴、弟に妹、叔父さん、叔母さん、じいちゃん、ばあちゃん、etc…いわゆる近親相姦である。こうなると家族は多いにこした事はない。単純に考えればそれだけ楽しみも増えるということだ。近くの友達もいいが遠くの親戚も捨てたもんじゃない。これが、一つ屋根の下に住んでいるとなれば、間違いが起きても不思議?ではない。娘が年々おっぱいがプルンと、お尻もパツンとしてきて、今が丁度お年頃!ともなればお父さんが、先ず味見をしてみましょう!息子が童貞くんだったらお母さんが立派な男!にしてあげましょう!
今回は予備校生の義弟と元風俗嬢の若妻が、旦那のことは愛しているが、義弟の若さも欲しい!旦那が不倫出張中に自分は《近親不倫》をしてしまうというストーリーです。
主演には真純まこ、私生活では、この若さで現在までの体験人数ナント817人!学校の先生を制覇、満員電車の中で痴漢と、タクシーの中で運転手と、思い付くありとあらゆる場所で経験済み、彼女1人に対して男性15人という16Pも経験!マスコミでも引っ張りだこの彼女は、もっか、《千人切り》を目指してナンパ中だという。あなたも街のどこかでお声が掛かるかも?監督は脚本も自分でこなす北沢幸雄です。
◆ストーリー◆
山口真希は夫の公一の直線的で単調な動きに、マンネリを感じながらも深いエクスタシーを得ようと自ら腰を振って喘いでいた。二人は結婚してまだ半年しか経っていない・・・。
山口亮が兄嫁に会うのは、結婚式に出席して以来二度目だった。大学受験に失敗した亮は東京の予備校へ通うことになって、九州の田舎から出てきて、長男の公一の家にやっかいになることになったのだ。
四男の亮は長兄とは歳が離れていてあまり一緒に遊んだりした記憶はなかったのだが、ガキ大将だった長兄に虐められる度に助けてもらった思い出があった。
いわゆるベンチャービジネスに成功して、若いながら二戸建ての家を持ち若くて美しい嫁をもらった長兄は、田舎の両親の自慢だった。
亮は真希に再会して、こんなに派手な女だったかな、という印象を受けた。真希は子供もいないのに専業主婦をしていた。九州男児を自認する公一が女房を働かせるより、子供を欲しがっていたからだ。それに真希も働くのが面倒だったのだ。仕事といえば今まで水商売しかしたことがなく、公一の親戚には内緒にしていたが、公一と知り合ったのはホステス時代なのだ。
予備校に通う手続きも済ませ、いよいよ亮の東京での生活が始まった。
真希はなれない炊事洗濯など、主婦業を懸命に勤めていた。事実、真希は公一との結婚を機に、今までの怠惰な生活を改め真面目な生活をしようと誓っていたのだ・・・。
ところが簡単に人間は生活を変えられるものではない。止めたはずの煙草を隠れて吸ったり、昔の友達と長電話で愚痴をこぼしたり・・・真希は今まで公一に隠していたことを亮に見られてしまう。
亮は兄嫁のちょっとした仕草から感じる、淫乱な匂いを敏感に感じ、悶々とする日々を送ることになった。小さな会社でも社長の肩書きを持つ公一は毎夜接待で帰りは午前様が多かった。それに公一は接待で利用するバーのホステス、なおみと深い関係にあった。週に一度はラブホテルでなおみを抱いていたのだ。
勿論そのことは真希は知らないのだが、勢い夫婦生活も希薄になっていて、真希もまた欲求不満気味だった。
ある時、九州の親戚に不幸があり、数日間公一が家を空けることになった。公一が九州へ出発した夜、真希が結婚前まで関係のあった吉田とその彼女の英美が突然訪ねてきた。
二人はずかずかと上がり込んだ。青田は真希の制止も訊かず、亮の前で真希の昔の行状を並べたてた。その夜泊まることになった二人は、まるで真希に見せびらかせるとでもいうようにセックスをした。
翌朝、寝汚く寝込んでいる二人を真希はたたき出すのだが、吉田の出現で単調な生活を思い知らされることになった。家にいても悶々としてしまうだけで、真希は久しぶりに街へ買い物に出かけることにした。
亮もまた勉強が手に付かずにいた。昨夜の吉田の嫌らしい言葉が耳から離れないのだ。
亮は夫婦の寝室に忍び込んだ。別に何をしようというわけではなかったが、真希の化粧道具やら、さっきまで着ていて脱ぎ捨ててある普段着を眺めた。そして引き出しを開け、派手な下着を目の当りにした。亮は思わず下着を手に取り、勃起した股間へ押し付けた。そこへ、真希が帰ってきた。真希は血相を変え亮を罵倒した。亮は頭に血が上り、真希に飛びかかった。二人は激しく争った。だが遂に真希は犯された。真希は亮につらぬかれ、思わぬ快感に身を痙攣させた。
真希に涙はなかった。だが、自分の宿命のようなものを呪った。幼い頃両親が離婚してから、今まで何かを手に入れようとして懸命になっても、上手くいったためしがない。公一との生活はどうなるのか、公一と別れたら・・・。真希は亮を恨めしげに睨んだ・・・。
翌日、公一が帰ってきた。その夜、公一は当然のように真希を求めた。真希は何事もなかったように公一に抱かれた。真希はいつものように声を上げた。だが確実に何かが変わっていた・・・。
翌朝、二人切りになると再び亮は真希を求めた。抵抗しながらも真希は亮を受け入れた。「秘密よ、いいわね、絶対にあの人には秘密よ」といいながら喘ぎ声をあげた。
それからというもの、亮と真希は公一の目を盗んではセックスを繰り返した。真希は公一もまた拒まなかった。公一とのセックスの後にする亮とのそれは普段より燃えるほどだった。
翌年、亮の大学受験が近付いていた。そんな頃真希は体に異変を感じていた。妊娠していた。
真希はそっとお腹をなでながら、微笑みを浮かべた。