裏の後家さん
張<バイブ>形に夢中!

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スタッフ製作:フィルムハウス・提供:Xces Film・脚本:有田琉人・監督:坂本太・撮影:鏡早智・照明:野田友行・録音:シネキャビン・編集:フィルムクラフト・スチール:阿部真也・助監督:竹洞哲也・現像:東映ラボテック『裏の後家さん 張<バイブ>形に夢中!』スチール1
キャスト柏原利恵:結城綾音・早見優花:林由美香・石川秀子:瀬戸恵子・石川健介:たんぽぽおさむ・澤田研一:坂入正三・酒井正明:小林三四郎
解  説
  『旦那のアレが忘れられない!』とお困りの未亡人に朗報です。自分にあったアソコにぴったりフィットする電動コケシ(バイブ)があるらしい。長さや太さに、固さや皺まで完全オーダーメイド製のスペシャルバージョン。より完璧なバイブの為に、旦那が元気なうちに形を造る御夫人までいると云う…。仮に旦那が亡くならなくても、立たなくなった時の為になんて方も…と、様々だそうです。自分が死んだ後、奥様を悲しませない為に、たまには奥様と大人のオモチャ屋を覗いてみては如何ですか?
 今回の新作は、一本の張形(バイブ)をめぐって人生までが変わってしまうお話。バイブ一本で女が狂いますよ!後は見てのお楽しみ!
 主演は結城綾音。バイブのいやらしい音に、負けず劣らずの喘ぎ声で男を挑発する。
 監督は坂本太でお贈り致します。
◆ストーリー◆
 柏原利恵は三十五歳。三年前に玩具の会社を経営していた夫(柏原正明)が急死して以来、後家として亡夫の操を守り一人身の寂しさに耐ながら、何とか紹介いてもらった公園清掃の仕事をしている。『裏の後家さん 張<バイブ>形に夢中!』スチール2
 しかし、元々お嬢様育ちで世間知らずの利恵は公園清掃でも失敗ばかり。その上、仕事のミスをネタに清掃会社の社長(澤田研一)に言い寄られ、守り続けている後家の貞操も危機一髪。澤田との不倫関係を持ち弱みを握っている友人で同僚の主婦(石川秀子)の嫉妬まじりの助け舟で救われてはいるが、利恵の操はまさに風前の灯なのだ…。更に、利恵には気の重い事があった。それはこの仕事を紹介してくれた(早見優花)の事だった。優花は利恵の学生時代からの友人で、後家になった利恵を表面上は何かと気遣ってくれる。そして、正明が経営していた会社を引き継いでくれたのだが、学生時代に好きだった正明が、利恵を選んだ事を未だ根に持っている。そんな性格からか行かず後家の優花は、会社へ向かう途中に必ず用も無いのに、公園で清掃作業中の利恵に声を掛け優越感に浸っていた。
 そんな或日、利恵は公園の清掃中にベンチに忘れられていたアタッシュケースを拾う。そして、中身を確認すると猥褻なバイブレーターが…。その妖しい淫具に魅入られてしまう利恵。女子更衣室の中でバイブの音と共に、利恵の喘ぎ声が漏れて来た。初めて味わう女の喜び。『裏の後家さん 張<バイブ>形に夢中!』スチール3家に帰ってからも、バイブの激しい動きに大きく仰け反り昇天してゆく利恵だった。
 翌日、公園を清掃していると、夫の会社で働いていた(酒井正明)が声をかけてくる。実は、あのバイブレーターを造ったのは酒井だった。正明は今も優花の下で働いていたが『子供のオモチャだけでは少子化の時代に生き残れない』という優花の一言で嫌々作らされた代物だった。正明は物が物だけに、アタッシュケースの事を言い出せずにいる。利恵もまさか…と思いつつも知らぬ振りをした。そして、風の噂で正明がアタッシュケースを探していると聞く利恵。「やっぱりこれは酒井さんのだったんだ…悪い事しちゃったな…」と呟く。
 後日、アタッシュケースをベンチに戻そうとする利恵。しかし、その現場を秀子に見つかる。「まずいんじゃない…遺失物を盗んだなんて知られたら…でも中身がこれなら仕方ないわね…」と妖しく微笑む秀子。そして事務所の更衣室で無理矢理秀子にバイブで弄ばれる利恵。事後、「これは二人だけの秘密…」と秀子。罪悪感に包まれる利恵。
 頭を抱えてすっかり落ち込んでいる利恵に、今度は社長の澤田が妖しく微笑みかける。「アタッシュケースの事なんだが…」と。動揺する利恵を無理矢理押し倒しレイプする。羞恥と屈辱に舌を噛む利恵。そして、アタッシュケースが優花のもとに届いたのは翌日の事だった。
 近所の公園でブランコに乗っている利恵と酒井。優花からすべてを聞いていた酒井は、優しく利恵をかばう「君が謝る必要はない。あんなモノ作ったばかりに…」利恵は「あなたはただ亡くなった主人の為に会社を守ろうと…」と言うと「…違う…僕が本当に守らなければいけなかったのは君だったんだ…」戸惑う利恵に「遅いかな、もう…」しかし、利恵は込み上げてくるものを堪えて首を振り「ありがとう」と言う。『裏の後家さん 張<バイブ>形に夢中!』スチール4
 ベッドの上、愛しむ様な酒井の愛撫に身悶え喘いでいる利恵。優しく、そして激しく利恵の敏感な部分を愛撫していく。やがて大きく仰け反り昇り詰めていく利恵…。事後、利恵は「最後に笑うのはやっぱり優花なのね…」と言うと「まさか、(と、スーツのポケットからディスクを取り出して)この中のデーターがなければ作りたくても作れないよ…」と微笑む。利恵も釣られて微笑んだ…。
 数カ月後、芝生の中でやる気なさそうに草をむしる優花。澤田が近付き「真面目にやれよ…まったく」と怒鳴りつける。優花が惨めに愛想笑いを浮かべた…。