好きなおばさん
疼いてしょうがない
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◆スタッフ◆製作:(株)旦々舎・提供:Xces Film・脚本:山崎邦紀・監督:浜野佐知・撮影:稲吉雅志・照明:秋山和夫・音楽:薮中博章・編集:(有)フィルム・クラフト・助監督:佐々木乃武良・製作:鈴木静夫・スチール:佐藤初太郎・録音:ニューメグロスタジオ・現像:東映ラボ・テック
◆キャスト◆萩原野乃子:辻真亜子・高見祐子:吉行由美・松川絵美:田代葉子・桑島五郎:甲斐太郎・松川勇二:栗原良・原田真之介:平賀勘一・小椋義男:太田始
◆解 説◆
「近所のおばさん・男あさり」で五十四才の絶倫パワーみなぎるオバサンSEXを披露した辻真亜子が、またまたエクセスに登場!
あの淫靡な唇が、乳が、お尻が、男の股間を怒張させる。男を知り尽くしたオバサンのSEXテクニックはそこら辺の可愛いギャルとは問題にならない。
若さがないから技がある。色気を通り越して毒気がある。(まるでフグのようです)ブリっ子は似合わないから本能むき出しで男に迫る。それはもの凄い迫力!起たない男を起たせ、イカない男にはあらゆるテクニックを駆使して最後の一滴まで絞り尽くす。
「獣のような子宮を持つ女」と共演した男優たちの評判になった。実際に絡んだひとりの男優は数日間腰抜け状態になって、夢にまで襲って来るオバサンの性器に犯されたと証言している。
凄いのはオバさんだけではない。着物を着て和風SEXに挑戦する田代葉子。お馴染み全身いんらん女・吉行由美も熱演。
そしてもうひとり忘れてはいけない凄い女・浜野佐知監督。
最後に監督からの皆様へのメッセージをご紹介致します。
◆ストーリー◆
萩原野乃子は数年前水商売の世界から足を洗った。今は近所の定食屋でパートをして生活していた。
「おばさん、俺、さっきから待ってんだよ」
いくら地味な白衣に身を包んだからといって、『おばさん』はないだろうと、客の無神経さに腹がたつ。この私だって、数年前までは夜の蝶として男から男へと飛び回っていた時があったんだ。昔の生活を思い出した野乃子は、こんな化粧っ気も男っ気もない地味な生活がたまらなく嫌になった。同じアルバイトの小椋義男が止めるのも聞かずに、白衣を脱ぎ捨て定食屋を後にした。
野乃子はアパートに帰り、アルバムを取り出す。そこには今まで彼女が関係した男たちのチン拓が貼られていた。チン拓を見ていると二十年前の男たちとのSEXがよみがえってくる。チン拓に頬ずりしながら、野乃子はもう一度あの頃の青春を取り戻そうと決意する。
ここ数年の地味な服を脱ぎ捨て、ギンギンの服を着て野乃子は町に出た。
始めに製造業の常務になっている桑島を訪ねた。応接室で野乃子と対面した桑島は、昔のことを忘れたふりをする。そんな桑島にチン拓をチラつかせる野乃子。とぼけきれない桑島を、野乃子はフェラし、セックスしてしまう。事後桑島は、あの当時店に来ていた常連の原田や松川の連絡先を教え、矛先を他の客に向けた。
定食屋のおばさんが見違えるような変貌をとげた。そんな自分の姿を定食屋の同僚に見せてやろうと野乃子は店に立ち寄った。驚く同僚たちと客。その中で小椋だけが憧れの目で野乃子を見つめていた。
二人目のチン拓を持って、原田の会社を訪ねる野乃子。原田は十年前のチン拓を持って現われた野乃子にビビってしまう。「何が目的なんだ?」「チン拓の最新版が欲しいの」
原田は愛人関係にある秘書の祐子をホテルへ誘い、SEXをしながらチン拓のことを話す。そして祐子に後で問題が起こらないように処理することを命じた。
祐子は早速お金を持って野乃子に会うが、もともとお金が目的でない野乃子にはヌカに釘で話にならなかった。野乃子の要求を飲むことが最善の方法と思った祐子は、原田に野乃子とSEXすることを勧めた。
ついに原田は覚悟を決め、野乃子と一戦交じえることにした。熟練した野乃子のテクニックを前に抵抗できない原田は、もうやけくそのSEXをした。
新しくアルバムに増えていくチン拓をあきることなく見つめている野乃子は、もう夢心地の気分だった。
次に野乃子が現われたのは、出版社の社長になっている松川の自宅だった。突然現われた野乃子に仰天する松川。妻の絵美が留守中の家に上がり、松川を押し倒し、チン拓と比較した後、強引にSEXに持ち込む。
ちょうど終った時に絵美が帰って来て大騒ぎになる。絵美にののしられ、逃げ去る野乃子。松川は事情説明と絵美との関係修復のために懸命なSEX奉仕をさせられる。
しょげた野乃子をなぐさめる小椋。食欲のない野乃子にプレゼントを差し出す。
野乃子からチン拓のことを打ちあけられた小椋は、これから二人で未来を生きようという。五十才を過ぎて初めての愛に触れた野乃子は感動して涙があふれ出た。
十代の少年と少女が初めてSEXした二人のように、激しく求め合った。
チン拓なんてもう捨ててほしいという小椋にうなずく野乃子だった。けれども自分の生きてきた証は、そう簡単に捨てられない。
小椋に体をなめさせながら、古新聞の中に突っ込んだアルバムを、野乃子は大事そうに布団の下に隠した。